太陽光パネルの名義変更にかかる費用は?JPEA代行申請センターの役割と、自分でやる場合・頼む場合の違い
「太陽光パネルの名義変更は、JPEA代行申請センターに頼めば安く済むのでは?」名前に「代行」と入っているため、そう思われる方が少なくありません。
結論からお伝えします。太陽光パネルの名義変更でかかるお金は、自分で手続きするなら「書類の実費」、専門家に頼むなら、それに「代行報酬」が加わります。なお、JPEA代行申請センターは、あなたの代わりに書類をそろえて申請してくれるところではありません。
名義変更にかかる費用やJPEA代行申請センターの役割、自分でやる場合と頼む場合の違いについて、太陽光の名義変更を専門に扱う行政書士が整理します。
※当事務所は、JPEA代行申請センターとは関係のない行政書士事務所です。
JPEA代行申請センターは「代わりに申請してくれる会社」ではありません
JPEA代行申請センターは、一般社団法人太陽光発電協会の中にある、国の手続きの窓口です。扱っているのは、50kW未満の太陽光発電設備の名義変更などの申請の受付や、問い合わせへの対応。
あくまで申請の「提出先」で、書類を集めて申請書を作り、電子申請をするのは事業者本人(または依頼を受けた専門家)です。国の申請サイトにも、こう書かれています。
インターネットを通じた申請ができる方は、紙申請でなくご自身で電子申請をお願いします。
再生可能エネルギー電子申請(資源エネルギー庁)
要するに「申請は自分でやってください」ということ。名前に「代行」とついていても、利用者の手続きを代わりに引き受けてくれるわけではありません。

自分で手続きする場合にかかる費用
自分で手続きする場合、主にかかるのは役所で取る書類の実費です。代表的なものをまとめました。
| 書類 | 手数料の目安 |
| 戸籍謄本 | 1通450円 |
| 除籍謄本(亡くなった方の戸籍など) | 1通750円 |
| 法定相続情報一覧図の写し | 無料 |
| 登記事項証明書(法人・土地・建物) | 窓口600円/オンライン請求490円(郵送受取は520円) |
| 印鑑証明書・住民票 | 市区町村ごとに異なります |
戸籍の手数料は国が示している標準額で、多くの市区町村がこの額を採用しています。売買か相続か、個人か法人かで必要な書類は変わりますが、実費そのものは大きな金額にはなりません。
お金より大きいのは「時間と手間」
自分でやる場合に本当にかかるのは、お金よりも時間と手間です。
- 必要書類を調べて、役所や相手方から集める
- 電子申請の画面に入力する(入力項目が多く、途中で消えることもあります)
- 申請後に届く補正(修正の指示)に対応する。1回で通らないことも珍しくありません
- 売買で住民説明会や事前周知が必要な場合は、資料作りと実施、その後の3か月の待機
公的な書類には3か月の有効期限があるため、補正が長引くと書類を取り直すことになり、その分の実費と手間がさらにかかります。
行政書士に頼む場合の費用
当事務所の代行料金の目安は、次のとおりです(税込)。
| 名義変更の原因 | 代行料金の目安 |
| 売買・譲渡 | 220,000円〜(低圧1基の場合) |
| 相続 | 55,000円〜(遺産分割協議書が作成済の場合) |
料金には、申請書類の作成と申請、補正への対応までが含まれます。売買で必要な場合は、住民説明会・事前周知の資料作成も含めてお見積りします。
金額が変わるのはこんなとき
- 住民説明会・事前周知が必要かどうか
- 高圧の設備かどうか、設備がいくつあるか
- 相続人の人数や、遺産分割協議書を作るところから必要か
- どこまでをご自身でやるか
「書類集めは自分でやるので、申請だけ頼みたい」といったご希望にも対応します。ご自身でできる部分はお見積りから外せます。
自分でやるか、頼むかの判断目安
自分でもできそうなケース
- 相続で、相続人が少なく、遺産分割協議書に太陽光のことがはっきり書いてある
- パソコンでの手続きに慣れていて、平日に役所へ行く時間がとれる
頼んだほうがよいケース
- 売買で、住民説明会や事前周知が必要になりそう
- 自分で申請したが、補正が続いて終わらない
- 相続人が多い、遠方に住んでいる人がいる
- 売買の決済日など、いつまでに終わらせたいという期限がある
なお、お金をもらって他人の申請書類を作ることは、行政書士にしか認められておらず、国の申請サイトにもこの注意書きがあります。売買を仲介した業者が、報酬を受け取って書類作成まで引き受けることはできないので、ご注意ください。
よくあるご質問
- Q.JPEA代行申請センターに電話すれば、書き方を教えてもらえますか?
-
手続きについての問い合わせには対応していますが、個別の書類をそろえたり申請書を作ったりするのは事業者ご自身です。
- Q.途中まで自分で進めた分は、安くなりますか?
-
はい。すでに集めた書類や、進んでいる部分はお見積りから外します。補正で行き詰まってからのご相談も多いので、遠慮なくご連絡ください。
- Q.見積りを頼むときに、何を用意すればいいですか?
-
認定通知書と、設備の場所が分かる地図があれば、お見積りできます。登記簿謄本もあると、より正確にご案内できます。
相続の方は、こちらもご覧ください。

売買の方は、こちらもご覧ください。

費用の見通しを知りたい方は、無料でお見積りします
太陽光パネルの名義変更は、書類の実費だけなら大きな負担にはなりませんが、補正への対応や説明会の準備を含めると、思った以上に時間がかかる手続きです。
Coco行政書士オフィスは、太陽光発電設備の名義変更を専門的に扱う行政書士事務所です。ご状況をお聞きしたうえで、必要な手続きと費用の見通しを無料でお伝えします。全国対応・オンライン完結。

