留学生必見!在留資格「留学」の更新申請に必要な書類と手順
留学生の皆さん、ビザの更新時期が近づくと不安になりますよね。
でも大丈夫!このガイドでは、日本で留学ビザを更新する際に必要な書類と申請手順を詳しく解説します。
まずは、「留学」の在留資格に必要な書類の一覧をチェック。そして、申請書の書き方のポイントや、スムーズに進めるためのコツも具体的に説明していきます。
一つひとつ、丁寧に準備を進めていけば、安心してビザの更新申請を行うことができますよ。一緒に、留学ビザの更新に必要な情報を確認していきましょう。
はじめに – 日本での留学生のビザ更新申請の重要性
留学生の皆さんが日本での留学生活を続けるためには、在留資格「留学」の更新が欠かせません。在留期限が切れてしまうと、不法滞在となり、強制退去の対象にもなりかねないのです。
計画的に、余裕を持ってビザの更新準備を進めることが大切です。
在留資格「留学」の更新申請の時期と期限
在留資格「留学」の更新は、在留期限の3ヶ月前から申請が可能です。
ただし、申請が集中する時期は大変混み合うため、余裕を持って準備を始めることをおすすめします。
在留期限の2ヶ月前までには、申請書類を揃えて、入国管理局に提出しましょう。
期限ギリギリの申請は、審査に時間がかかったり、書類の不備で認められないリスクが高くなります。
在留資格「留学」の更新申請を怠った場合のリスク
在留資格「留学」を持つ外国人留学生が在留期限の更新申請を怠った場合、以下のリスクが発生します:
- 不法滞在の状態になる:在留期限が過ぎても適切な手続きを行わなければ、留学生は不法滞在者として扱われます。この状態は、日本国内での合法的な活動を続けることができなくなることを意味し、就職や進学などの機会に大きな制限がかかります。
- 出入国在留管理庁の取り締まりの対象となる:不法滞在者として扱われた場合、出入国在留管理庁による摘発の対象となり、場合によっては強制退去の手続きが進められる可能性があります。このプロセスには、国外退去命令や再入国禁止措置が含まれることがあり、将来的に日本への入国が困難になることもあります。
- 社会的信用の失墜:不法滞在のレコードは、他国でのビザ申請や国際的な移動にも影響を与える可能性があり、留学生の将来に長期的な悪影響を及ぼす可能性があります。
留学生として、在留資格の更新は単なる手続き以上の意味を持ちます。自分の法的な地位を維持し、日本での学生生活を安全かつ充実させるためには、在留資格の更新手続きに対する認識と責任感を持つことが非常に重要です。
在留資格「留学」の更新申請に必要な書類
留学ビザの更新申請には、必要書類を揃えることが大切です。
漏れがあると、審査に通らない可能性があるので、チェックリストなどを使って、しっかり確認しながら準備を進めましょう。
在留資格「留学」の更新申請に必要な書類一覧
以下が、在留資格「留学」の更新申請に必要な主な書類です。
- 在留期間更新許可申請書(入国管理局のWebサイトからダウンロード可能)
- 在留カードの写し(両面)
- パスポートの写し(顔写真のページと、現在の在留資格が記載されたページ)
- 証明写真(縦4cm×横3cm、3ヶ月以内に撮影されたもの)
- 在学証明書または合格証明書
- 成績証明書
- 学習内容を証明する書類(時間割、履修科目の一覧など)
- 在留中の一切の経費の支弁能力を証明する書類
- 奨学金の受給証明書
- 本人名義の預金通帳の写し
- 経費支弁者の預金残高証明書、在職証明書、住民票など
- 手数料納付書(収入印紙4,000円分)
これらの書類を余裕を持って揃えておくことで、スムーズな申請につながります。
申請書類の入手方法と記入時の注意点
申請書類の多くは、入国管理局の窓口やWebサイトから入手できます。
特に申請書は、日本語で正確に記入する必要があるので、学校の留学生担当者や日本語の先生に相談しながら、丁寧に作成しましょう。
経費支弁能力を証明する書類は、提出の際に原本を求められることもあるため、必ず原本を保管しておくようにしてください。また、提出書類に不備や誤りがあると、審査が遅れたり、再提出を求められたりする場合があります。
記入例をよく確認し、時間に余裕を持って準備することが大切です。
申請者が経済的に自立して生活できることを示す証拠です。この書類は、申請者が将来にわたって金銭的な支障なく日本で生活できることを保証するために求められます。これにより、申請者が公的資源に頼ることなく、安定した生活を送れることが確認されるわけです。
(例)預金残高証明書、奨学金の受給証明書、経費支弁者(親など)の収入証明書、在職証明書 など
在留資格「留学」の更新申請の手順
必要書類が揃ったら、いよいよ在留資格の更新申請です。
申請書類の提出から、審査結果が出るまでの流れを把握して、計画的に進めていきましょう。
申請書類の準備と提出方法
申請書類は、入国管理局の窓口に直接提出するか、郵送で送付します。郵送の場合は、簡易書留など追跡可能な方法で送ることをおすすめします。
申請書類一式を提出する前に、以下の点を確認しておきましょう。
- 申請書の記入漏れや誤りがないか
- 必要書類が全て揃っているか
- 書類の原本と写しの区別がついているか
- 在留カードとパスポートの有効期限が切れていないか
不備のない申請書類を、在留期限の2ヶ月前までに提出するのが理想的です。期限に余裕を持って申請することで、万が一書類の不備があっても、修正する時間的猶予が確保できます。
申請後の流れと審査結果の通知
申請書類を提出すると、受付印が押された申請書の控えが返却されます。
この控えは、審査結果が出るまで大切に保管しておきましょう。
審査期間は、通常1〜2ヶ月ほどですが、年度末の繁忙期にはもっと長くケースも。この間、入国管理局から連絡があった場合は、素早く対応することが大切です。
審査の結果、在留資格の更新が認められると、在留カードに新しい在留期限が記載され、交付されます。無事に更新が完了したら、引き続き日本での学生生活を満喫してください。
一方、不許可の場合は、その理由が通知されます。理由を確認し、学校の留学生担当者や入管の相談窓口に相談しながら、必要に応じて再申請の手続きを検討しましょう。
在留資格「留学」の更新申請のコツと注意点
スムーズに在留資格の更新が認められるためには、申請書類の記入方法や、審査を有利に進めるためのポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、留学生の皆さんに知っておいてほしい、更新申請のコツと注意点をご紹介します。
申請書の記入例と注意点
在留期間更新許可申請書は、日本語で正確に記入する必要があります。
特に、以下の点には注意しましょう。
- 申請人の氏名は、パスポートの表記と同じにする
- 在留資格は「留学」、在留期間は「1年」や「2年」など具体的に記入する
- 更新理由は「引き続き学業を継続するため」など、簡潔に記入する
- 日本語の能力に関しては、日本語能力検定などの結果を添える
記入例を参考にするのも良いですが、自分の状況に合わせて、正直かつ丁寧に記入することが大切です。申請書の内容は、審査官が皆さんの留学生活を理解する重要な材料になります。
審査を有利に進めるためのポイント
在留資格の更新審査では、以下のようなポイントが重視されます。
- 学業の進捗状況:単位取得数や成績、研究の進み具合など
- 授業への出席状況:病気や怪我以外の理由での長期欠席がないか
- 学費や生活費の支弁能力:仕送りや奨学金、アルバイト収入など
- 日本語能力の向上:日本語学校の成績や資格試験の結果など
これらの点を踏まえ、以下のような工夫をしておくと、審査を有利に進められる可能性が高まります。
- 指導教員や留学生担当者と相談し、学業の進捗状況を説明できるようにしておく
- 授業には積極的に参加し、欠席はできるだけ避ける
- 奨学金の継続申請や、アルバイト先の確保など、経済面の準備を怠らない
- 日本語能力試験などを受験し、日本語学習に励む地域の国際交流イベントなどに参加し、日本社会とのつながりを持つ
まとめ – スムーズな在留資格「留学」の更新申請のために
ここまで、在留資格「留学」の更新申請に必要な書類や手順、審査のポイントについて見てきました。要点をまとめておきましょう。
- 在留期限の2ヶ月前までに、必要書類を揃えて申請する
- 申請書は日本語で正確に記入し、記入例を参考にする
- 学業や日本語能力の向上、経済面の安定性をアピールする
- 審査結果が出るまで1〜2ヶ月かかることを念頭に置く
留学生の皆さんは、学業だけでなく、ビザの更新申請などの手続きも自分で行う必要があります。最初は大変かもしれませんが、計画的に準備を進め、周りの人にも相談しながら、一つ一つ乗り越えていってください。
特に、申請書類の準備や記入方法、審査対策などについては学校での対応が難しい場合、行政書士に依頼するのも一つの手です。Coco行政書士オフィスでは在留資格更新のサポートも行っております。悩まれた際にはぜひご相談ください。
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料金について
当事務所では明瞭で分かりやすい料金体系を採用しております。
※2024年中にご依頼いただいた場合の特別割引価格です。
不許可の場合⇒2回まで無料で再申請
3回目も不許可⇒着手金を全額返金
ご依頼内容 | 現在の料金 |
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在留資格認定証明書/変更(一律) | 55,000円 |
在留資格更新(一律) | 44,000円 |
永住許可申請 | 88,000円 |
帰化許可申請 | 126,500円 |
特定技能VISA(新規・変更) | 88,000円 |
特定技能VISA(更新) | 49,500円 |
在留資格取得 | 19,800円 |
資格外活動/就労資格証明書 | 11,000円 |
再入国許可申請 | 16,500円 |
※永住や家族滞在など、在留資格によっては二人目以降は半額。
※転職や離婚&再婚後など大幅に変更のある更新については、変更と同じ料金となります。
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